身体からのお知らせ:生理編。

身体からの排せつ物、例えば、尿、う◯ち、汗、鼻水、生理は、全て身体から評価された結果だな!と思うことがよくあります。

分かり易いところだと、お肉や味付けの濃いものを中心に食べていると、尿もう◯ちも臭くなりますよね。

生理も同じように体に取り入れたものやストレス具合によって、経血の状態や痛みが全く変わってきます。

生理痛の原因は

・ 生理が始まる前~生理前半:生理を起こすホルモン(プロスタグランジン)が過剰に分泌されると、子宮の収縮が強く起こり痛みを引き起こします。
・ 生理後半によく起こる骨盤付近の血液の流れが悪くなり滞りうっ血して痛みを引き起こします。
  身体を温める、特に下半身を中心に温めることで改善することも。

・ 携帯電話やパソコンの電磁波、静電気、街中の電気やお部屋のLED電気などにより自律神経やサーカディアンリズムが乱れて、ホルモンバランスを崩し、痛みを引き出します。
・ 石油から作られている生理用ナプキンや高吸水ポリマー配合の生理用ナプキンを使用すると、身体が冷えて痛みを引き出します。

・ 子宮や卵巣に何らかの病気が隠れている場合:子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫、クラミジア感染など。
・ 子宮や卵巣の未成熟も考えられます。

生理中控えたい食べもの

生理中は 身体を冷やす陰性の食べものは極力控えめに!
・ 精製された(小麦粉・白砂糖)、添加物の多いもの
・ ナス科の食べもの
・ 熱帯地域で育つフルーツ 
・ 脂の多い加熱したお肉
・ 牛乳や乳製品
・ コーヒー、チョコレート 
  特に生成された白砂糖たっぷり入ったもの。
・ 未発酵大豆食品:お豆腐や大豆煮、豆乳
などを食べたり飲んだりすると、身体の熱を奪い子宮筋などが硬くなり収縮を困難にしますので、生理痛が起こりやすくなります。

生理中は、

身体を温める血液の循環を良くする、血液の浄化に役立つものを積極的に取りましょう。
ミネラル(マグネシウム、カリウム、ナトリウム、カルシウム、鉄など)を多く含む玄米や根菜類、葉っぱ類、生姜、海藻類(陰性体質:ひじき)、3年番茶など。

月のこよみさんからお借りしてきちゃいました。

ベストな生理周期について 

月の満ち欠け周期と生理の周期が一致していると、自然の陰陽サイクルと身体の陰陽サイクルが、ほど良い状態と言われています。

満月 ≒ 生理期間:

もっとも陰性な時期。体温は高温 ⇒ 低温。
心も身体もトラブルを起きやすくなるデリケートな期間ですので、自分自身に優しく過ごしましょ。

下弦 ≒ 卵胞期

陰陽の低温時期。
生理が終わり排卵するまでの一週間は、 卵子の養育準備期間。
エストロゲンがもっとも多く分泌されますので、身体も心も、髪の毛も、肌もツヤツヤ。
同時に身体に溜まった不要なものをデトックスする時期でもあります。

血液や体液に必要な栄養素、陰性のものは避け、中庸~やや陽性の根菜類などを積極的に食べましょう。

新月 ≒ 排卵期

もっとも陽性な時期。
排卵日を境に低温から高温へ。老廃物が排出されやすい期間。
排卵後4~5日は、妊娠しやすい期間。

陰陽体質については、少しだけこちらに書いてあります。

陰性体質の人は、
中庸~やや陽性な食べもの(ゴボウ、カボチャ、ニンジンなど)を多く選び、比較的味付けのしっかりしたものをバランスよく取りましょう。

陽性体質の人は、
中庸~やや陰性の食べもの(大根葉、小松菜、白菜など)を多く選び、比較薄い味付けでバランスよく取りましょう。

月経周期が、24日周期と短い人は陽性、32日周期以上と長い人は陰性に傾いているかもしれませんので、生活環境の見直しをしてみてください。