インナーチャイルドとワンダーチャイルド

インナーチャイルド

インナーチャイルドとは、ひと言で言いますと、自分自身の中に存在する『内なる子供』です。
ときに、幼少期の傷ついた経験や心の傷が、潜在意識化したものとも言えます。

生育過程において、そのままの自分がすくすくと育った方は、それなりに、いつでものびのびと表現ができるのかと思います。が、人は多かれ少なかれ、傷ついた体験や無理をして我慢したり、調和のために偏った我慢を強いられていると認識して、本来の自分や自然な自分の感情を抑制していくことがあります。
そのときに起ってくるものは、我慢を強いている寛容さの不足した自分が、自分を抑圧する、また他者を抑圧することかと思います。

大人になり、たびたび経験するパターンの中には、このインナーチャイルドの解放を求める自分が仕掛けているかもしれませんね(;^ω^)

ワンダーチャイルド

ワンダーチャイルドとは、『天真爛漫な子供心』、『素晴らしい子供』として、ユングが後年に自らの経験をもとにした概念です。
分かりやすい参考図書として、ジョン・ブラッドショー氏の『インナーチャイルド―本当のあなたを取り戻す方法』をあげておきます。

私自身の捉え方としては、純真無垢で好奇心いっぱいな創造的な存在。ワンダーチャイルド=性善説とも捉えているかも?!

ワンダーチャイルドは、生育過程において傷付き抑圧してしまったインナーチャイルドが解放され、生まれながらの純真無垢な創造性が花開いた内的な自分のことですね。

生育過程において、その経験をした当時は癒せず、抑圧してしまったり、傷ついてしまった感情や出来事を、いまの自分が自らを癒やし、解放すること、過去の出来事をまるごと受け入れることにより、ワンダーチャイルドが、私たちの人生を、より豊かに、より創造的に生かしていきます。

「その様にワンダーチャイルドが花開いている人はいませんか?」とのご質問を頂きましたので、暫し、考えてみました。
凄く分かりやすいのは、最近のニュータイプのお子さまですね。最近の子供の中には、カルマや霊障からの学びをせず、創造的に生きる、生まれながらのライトワーカーのような、、、いつでものびのびと闊達に、自由に行動できるお子さん 結構近くに居たりしますよね。
例えば、自分のお子さんだったりすることも多いかも(;^ω^)