共感、共鳴しやすい人へ

相手の気持ちを共感、共鳴、共鳴しやすい人は、
人の言葉や態度以外のものからも、感情的にも、肉体的にも、強く影響を感じることがあります。

そういうタイプの人は、特に気をつけなければならないのは、

・ 小さな頃から、私の言うことは誰にも理解されない。
・ 自分が伝えたいことが伝わらないと、いつももどかしさを感じている。
・ お話している相手の本音と建前のギャップに傷ついたりしている。
・ 自分の心に、過剰に我慢を強いて生きている。
・ 思いのほか傷ついていることに気づかない。
・ 自己否定。自分の考えを否定し、他者の意見を優先にし過ぎている。
・ また、そのことにも気づかない。
・ 自分の感情がわからなくなっている。
・ 私は、どうせゴミ箱体質なの。
・ 自分を責めてしまう。
・ 自身の自尊心を傷つけていることに気づかない。
・ 自分のパーソナルスペースに、他者の感情が入り込んでいる。

思い当たる方は、自分のパーソナルスペースを見直してみてください。 
このスペースに、相手の感情を取り入れ過ぎていませんか?
人とコミュニケーションの中、妙にイライラしたり、悲しくなったりするときは、その感情と共鳴しすぎているかもしれませんよ。

Personal-space-s
パーソナルスペースに向かい入れてしまった自分以外の感情、悲しみや、苦しみ、怒りなどは、自分のものではないため、外に出したいという行動をとります。
この行為って、とっても正常だと思います。 

自他の感情の区別が付けづらくなっているので、
自分以外の感情を吐き出すために、急に悲しくなったり、苦しくなったり、
果て待ては、相手に怒りを感じたり、自分にもイライラしたりします。

まるで暴走車のような言動となったりしますが、そのようにしないと、自分以外の感情を吐き出せないため、緊急措置をとっているだけですよ。

ひとに、毒を吐くような言葉や大人げない対応をしたとしても、あまり落ち込み過ぎないで。自分を責め過ぎないで。 
自分の大事なスペースに、 他者の感情を取り込みすぎてしまったら、誰でも、必死に吐き出すための行動をします。

そんなときは、先ずは、深呼吸を数回してください。
※ 吸う息を 1 としたら、吐く息を 2 の割合で
深く深く数回繰り返してみて。

そして、遠くにある緑の植物の景色に目を移して見てみてください。 
窓や緑色の植物の景色がないようでしたら、 
自分の思い出の書庫に行ってみてください。出来れば、一番美しい緑の植物の景色、美しい新緑の風景などを思い浮かべて 心を穏やかに癒やされてみてください。

人の感情を取り込みやすい「ゴミ箱体質なの?!」などのネガティブな感情が湧き上がってきたら、 ポジティブに変換できる癖を付けなければなりませんね。

「私は、他者の感情を感じながら共に学び、共にクリアにしていきたい!って思ってるのね!」 ぐらいは、ポジティブ変換、内面循環をする努力はしないと、共感力からのネガティブ影響からは卒業できませんよ。 
そして、できましたら、自分を褒めてあげてくださいね。
自分だけは、自分の最高の応援団で居てあげてください。