新たなる自分のための気づきと呼吸

とは、いま起こっていること、起こったことをしっかりと理解すること。

そのあと、しっかりと再思・再考することにより癖付け行動、トラウマ行動から新たなる可能性を広げるきっかけになります。

とっても分かり易い再思・再考の事例
「あぁ~!」、「失敗したぁ~!」、「恥ずかしい!」、「あの時、こうしていれば…」、言い訳を言い出す自分や、人のせいにし始める自分が登場し始めたら、その場では見返しが出来ないことが多いと思いますが、その出来事からなるべく早い時に、リラックス出来る環境を作ります。例えば、トイレに入るとか その場を一旦離れて、なるべく一人に慣れる場所に心身を置きます。

そして、先ず優しく胸に手を当てながら、または擦りながら、深呼吸をします。

人は、急な出来事や感情のコントロールが出来なくなると、「はっ!」と息を止めてしまい、からだや肺、横隔膜が硬化してしまいます。こうなると自分らしい本来の行動はまったく出来なってしまい、恐れや過去からの経験による癖行動、対処的行動に終始してしまいます。

そのような時は、先ずゆったりと深呼吸をします。
同時に胸に手を当てながら、ゆっくりと撫ぜながら深呼吸されると尚良いです。

それでもドキドキが止まらない場合は、お臍から下3〜5cmに意識を持っていき、上半身を左右にゆっくりと揺らしながら固まった丹田を緩めていきます。

肩周りが固まってしまった場合は、首をゆっくりと右回り、左回り、肩を上下に動かしてみてください。

次に、深呼吸、胸撫ぜを繰り返しながら、先ほどの自分の言動の全てを肯定します。
「先ほどの私の行動は最善です!」「ありがとう、ありがとう、ありがとう…」などと呟いて下さい。

否定の気持ちが浮上して場合も深呼吸、胸撫ぜを繰り返しながら、先ずは出てくる声(感情)を聞いてあげてください。「そうだね、そうだね!」「ありがとう、ありがとう…」と呟き、自分の過去の行動を全て否定せず肯定と感謝をしてあげてください。

呼吸の乱れが落ち着き、気持ちがリラックスし始めてきましたら、自分に「次回からはどうしたい?、どうしたら私の理想?」と聞いてあげてください。ご自身の人生を主体的に関わる癖付けのひとつとして、現実の行動を自分の理想に近づけていってください。

この方法は、自分らしい内的プロセスと、動物の本能を使った自然に則したセルフワークとなりますので、安心して行ってみてください。

常に新しい自分、理想の自分とめぐり逢って楽しんでみてください♪

感謝。