マンガ版ツァラトゥストラはかく語り第2章01 ニヒリズムと末人

2109年01月19日 スターシードの呪縛からの開放???
2109年01月20日 昨日の続き「神は死んだ!」
マンガ版ツァラトゥストラはかく語りき第1章 神は死んだ

…のつづき
第2章 - ニヒリズムと末人 -
1ヶ月後 強豪 荒鷹FCとの練習試合  

チーム仲間:カツキ 止めろっ
カツキー行けーっ!
がんばれー!!
奪った!
カツキ:ユウスケ!! ユウスケいけっ
チーム仲間:すかっ
チーム仲間:あぁ~せっかくのチャンスが~~~
相手チームの声:よしっ こっちだ!!
チーム仲間:また奪ったー! ワー ワー
カツキ母:カツキ!!
チームの仲間:すごいね~
チーム仲間の母:ほとんどカツキくんが止めてるんじゃない!
カツキくんてフォワードじゃなかったの?
なんか自分からディフェンスやりたいって言いだしたらしいよ
ピピーッ 試合終了!
チーム仲間:よっしゃーっ!!
すげーっあの荒鷹に引き分けたぞーーーっ!
チーム監督:今日はみんなよく頑張った!特にカツキ!!
相手のフォワードは県選抜にも選ばれた摂取だ! よく止めたぞ!
チーム仲間:イエーイ よく引き分けたよなーカツキ サイコー!
あの荒鷹に負けなかったって…スゲーよ 俺たち!
カツキ母:よく頑張ったわね
カツキ:スゴかったでしょ!
カツキ母:でもママは勝ち負けよりも
カツキがチームのみんなと仲良くなれたことがうれしいかな!
カツキ:え? オレ そんなにアイツらと仲悪かった?
サツキ母:前は怒ってばっかりだったじゃない?
カツキ:・・・そーだっけ?
サツキの心の声:ま しょうがないよな 
ヘタだけど悪いやつじゃないし・・・・・・
カツキ母:カツキ! 教会によって帰りましょ!
カツキ:教会…
カツキの心の声:おじさん 今日もいなかったな…
カツキ:あっ開いた!
あれから一度も会ってないけど…
ホントにここに住んでるのかな?
おじさんいますかぁ~?
ちょっと報告があるんですけど~~~。。。
しーん  カチャカチャ 鍵が開いてる?!
カツキ:おじさ~~~ん
謎の老人ツァラトゥストラ:誰だ? なんだ君か
カツキ:おじさんよーゆー出かたカンベンして・・・・・・
・・・中略。
謎の老人ツァラトゥストラ:それが…君が祈らずに考えた結果なのか?
カツキ:えっ・・・
謎の老人ツァラトゥストラ:引き分けがうれしいの?
サッカーは勝つためにやるものじゃなかったのか?
カツキ:だっだってしょうがないよ…負けるよりいいじゃん
謎の老人ツァラトゥストラ:だな・・・
コーチやお母さんにホメられ チームメイトとも仲良しこよしになりました・・・と
で・・・満足したのか?
カツキ:そ・・・そりゃあ満足してはいないけど・・・
まあまあ・・・かな・・・
謎の老人ツァラトゥストラ:『まあまあ』か・・・・・・
実は「ずっとこのままでもいいや」・・・って思っているんじゃないか?
カツキの心の声:ドキッ!
謎の老人ツァラトゥストラ:ジュースを飲んだら帰りなさい。
カツキ:ちょっと待ってよ おじさん!
オレ考えたんだよっ神様に祈らず
自分で考えたんだっ!
オレがディフェンスに下がれば相手は点を取れないっ!
だから負けないって!
それのどこがいけないの?!
謎の老人ツァラトゥストラ:おれは「まあまあ」でうまくやろうとする人間に興味がない
かつての君は孤独だった
力のないチームで一人勝利を目指していた。
1人で重荷を背負い 
砂漠の道をどこまでも歩くラクダのようだったーーー ところが今は力への意志を忘れ勝利の欲求を捨て… 
『末人』の群れに埋もれようとしている。
・・・がっかりだな
カツキ:まっ待ってよっ!
ねえっわけわかんないよっ!
『マツジン』ってなに?! おじさんてばっ!
待ってよっ!
消えた?!
!!
---って・・・・・・
地下室?! まっくら・・・
くそ~~~っ
おじさんっ 待ってよっ!
・・・つづく
マンガ版ツァラトゥストラはかく語り第2章02 ニヒリズムと末人