心の三原色(神経伝達物質)

心の三原色720セロトニンとは、
脳内の神経伝達物質のひとつで、必須アミノ酸であるトリプトファンの代謝過程で生成され、 『ドーパミン(喜び、快楽)』や『ノルアドレナリン(恐れ、驚き)』などの暴走を抑え、情報をコントロールし、心や精神を安定させる作用があります。

最近、電磁波の多様化が進み、携帯電話やコンピューターを使用したネットワーク社会となり、セロトニン活性する力が少し弱くなってきているようです。
※ 現代型うつ病なども、セロトニン欠乏症と言われております。

セロトニン神経を活性化するには、生体活動(歩行・咀嚼・呼吸)、リズム運動、太陽の光が必須です。因みに、意識的なリズム運動に集中すると脳に余計な情報を無くす作用もあります。

ノルアドレナリンとは、
ストレスや恐怖、身の危険を感じた時に分泌し、本能的に身を守るため、闘争、または逃避行動を取ります。

ノルアドレナリンは、脳を覚醒させ意欲的になったり集中力が上がったりもします。
逆に不足すると、意欲が下がり、無気力、無関心、うつ病などになります。brain720

長期的に、ストレスを受け続けた状態でも、ノルアドレナリンが減少状態になります。
其の為、ノルアドレナリン受容体の感度が上がり、普通なら反応しないようなストレスにまで反応します。「キレやすい」状態。

集中力や意欲の向上には、ともて良いのですが、いつも攻撃態勢では疲れてしまいますね。
其の為にも、セロトニンとのバランスが重要となります。

ノルアドレナリンは、チロシンとフェニルアラミンというアミノ酸を摂ると増加。
高タンパクな鶏肉、他の肉類、魚、大豆、牛乳などにも多く含まれています。
タンパク質は、ビタミンBと一緒に摂取。

後日、ドーパミンについても記載しますね♪